Art Work Mart(株)

一番の自慢は今まで引き渡しを終えた案件は「全てノークレームとなっている」ことです。その中で私たちが徹底してきたこだわりがあります。

  • 出来るだけ着工前に全ての打ち合わせを済ませておくこと
  • 自分が納得出来ない部分はやり直すこと

この2つが満足度の高い家づくりをテーマに掲げる私たちの答えです。

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大阪府吹田市千里山西6丁目62番地

事業内要:建築工事業

知っておいた方がいい家づくりの基本

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ツー・バイ・フォー工法。

木造軸組工法。

プレハブ工法。

 

聞いたことはあるけどよくわからない・・・。

そんな方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

間取りやデザイン、設備にはこだわりがあっても工法や建材のことまで把握している方はとても少ないように思います。

完成してしまえば見えない部分なので、打合せの段階でもあまり話にでてこないことが多いです。

しかし、家の機能として最も重要視しなければいけないのがデザインや使い勝手よりも【安全性】です。

 

高級感のある大理石のキッチンや開放感のある吹抜け、そして住み心地の良い家事動線。

これらがいかに良いものでも地震などの天災で家そのものが潰れてしまえば元も子もありません。

次世代まで住み続けられるような、安心できる家を建てるべきだと思います。

 

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安心できる家という観点で考えると最も重視すべきなのは基礎や構造、使用する木材や建材、そして工法ではないでしょうか。

これらが納得のいくものになって初めてその上に建つ家や間取りのインテリアを考えていく。

工法についてはイメージする空間を元に決めると良いと思いますが、全く理解しないまま進めるのはよくありません。

 

安全な材料で頑丈な家をつくろうとすると当然コストが上がってしまいます。

限られた予算をどこまで家の安全のために割くか。

頑丈な家とひとことでいっても耐火性・耐震性・耐風性・耐久性などなど、色々な面があります。

全て取り入れると予算オーバーになりがちなので、お住まいの地域によって住宅密度や土地の具合などからどれを重視するかを選択していくと良いと思います。

 

さて、工法ですが、日本の風土にはやはり木造の軸組工法もしくはツー・バイ・フォーが合うのではないでしょうか。

そして将来、二世帯住宅化や間取り変更、増築など大規模なリフォームも視野にいれるならば軸組工法がベストかと思います。

ツー・バイ・フォーは施工がしやすく工期が短くなる反面、間取りの自由度や増改築が難しくなるのです。

逆に軸組工法では間取りの自由度が高く、お客様の理想の間取りに対応しやすく、後からの増改築もしやすいです。

 

また、木造が良い理由として耐久性・調湿機能・安全性の3つがあります。

 

耐久性

 

住宅用木材の最高品とされるヒノキやヒバは鉄と違い、軽くて丈夫です。

さらに家の天敵、シロアリにも強く柱や土台には最適な素材です。

世界最古の木造建築といわれる法隆寺もほとんどヒノキで出来ているのです。

 

調湿機能

 

最近の主流である新建材は気密性が売りですが、内部結露などの問題があります。

反対に木材には天然の調湿機能が備わっており、季節がかわるごとに自ら調湿してくれます。

これこそが湿度の高い日本には木造が良いという最大の理由です。

適度な通風と防湿は鉄やコンクリートでは得られません。

調湿機能があるおかげで内部結露が起こりにくく、カビの発生を抑えてくれる効果も期待できます。

 

安全性

 

シックハウス症候群という言葉を聞いたことがあると思います。

これは壁紙や住宅建材に使われる集成材などを貼り合わせる接着剤に多く含まれる揮発性有害物質が原因といわれています。

極僅かな面積での使用としては大丈夫だとしても使用面積が広くなってくると問題になる方もいらっしゃいます。

天然木を使用した家づくりではこの点は安心できると思います。

ただし、自然素材でも人によってはアレルギー反応を起こす方もいらっしゃいますので使用建材についてはよく確かめる必要があります。

 

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技術が進歩し、グローバル化するにつれて様々な形態の住宅が生まれています。

しかし、日本には独自の気候があり、昔の人はそれに合ったかたちの住宅をつくってきました。

我が国の歴史を紐解けば自然と何がよいのかが見えてくるのではないでしょうか?

 

30年で賞味期限のきれる1500万円の家と100年もつ2000万円の家。

同じような見た目やしつらえであっても、本当に良質な家とは目に見えない土台や基礎、躯体の品質にあります。

見えない部分だからこそ業者やメーカーに任せっきりにせず、お施主様がじゅうぶん納得のいった状態で家づくり計画を進めていくことが大切だと思います。

Written by: 赤石